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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1話「モテないし、ちょっとイメチェンするわ」

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百合漫画として人気のわたモテ。2011年より連載が開始され、2013年にアニメ化。

わたモテ序盤のギャグテイストをさらに濃くした雰囲気の作品。凝った演出も多く、映像的には結構気合の入った作品だな~という印象。

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これは、とある女の子…モテない女の子のどうでもいい物語

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「中学時代、男子に声を掛けられたことのある自分は喪女ではない」という智子。さらに「女子高生は人生で一番モテる時期」という謎の確信から乙女ゲーム的な未来を妄想していた…。

初っ端から繰り出される初期もこっち特有の謎の自信。最近のもこっちは現実を見据えているというか、割と地に足がついてる感じのキャラなので「あ~昔はこういうヤツだったな~」とか思っちゃう。

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JK生活への期待に胸を膨らませていた智子だが、月日は足早に過ぎ去っていく…。桜と日めくりカレンダーが一緒に散っていくさまで時間経過を表すのがなんかイケてる。

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「でさでさ~」「それっておかしくね~」「おかしいな…女子高生だが高校生と二か月近く会話していないぞ…

モブ女子の会話に被せるように智子のモノローグが挿入される。入学式での会話はノーカンなのか、それとも忘れてるのか。もこっちだし忘れてそうだな…。

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かっこいいオープニング。全てが変わる未来で会おう!

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「くやしくねーし!」

リア充グループの会話を聞きながらモノローグで自己正当化を図る智子。いわく「ぼっち」ではなく「ソロプレイ」とのこと。まだ高校1年生の春だし、中学時代に引き続いてプライドが肥大化していた時期っぽい。当時のもこっちは見栄を張りがち。

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根元&岡田も登場。アニメの中では「よく見かけるモブ」くらいの扱い。ネモの髪型が中学時代っぽいな。

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下校時、担任に声を掛けられるも上手く声が出せずに頭だけ下げて去っていく智子。1年次の担任はゆるい雰囲気だし、こういう先生は生徒からも人気ありそう。どっちかというと放任主義寄りというか、荻野先生とは良くも悪くも正反対な印象。

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もこっちママ。「買い物行ってくるけど食べたいものある?」「え、回鍋肉」

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他人と会話できないことを悩む智子。中学時代の会話勘を取り戻せば何とかなるはずだと、珈琲に写り込んだ自分の顔をスプーンでかき混ぜる。現実は見たくない。そして珈琲は苦い。

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ふと思い立ち、テキトーに着崩した制服姿を姿見で確認する智子だが、自分の顔にゲシュタルト崩壊を起こしてリバースしてしまう。

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隈の濃い目元さえ隠せば美少女に慣れると確信する智子。蠱惑アイを隠すなんてとんでもない!

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女子力UP方法をネットで検索中。マウスに火花散るのは危ないでしょ。たぶん「デスノート」のパロディ。

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「すっげーブス!!」

智子の努力もむなしく、弟にブス呼ばわりされてしまう。第1話にして、もこっちトラウマになってそう。

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「なんならいっそのこと今エンディングに行っても…」

あまりにも他人と会話できないため、トークの練習に智貴を利用しようとするも、ウザがられて「死ね!」と言われてしまう智子。弟も咄嗟に言い過ぎたと弁解するが、「うん、自殺する」と智子は勝手にメンヘラ話を展開していく。

傷の浅いうちに物語を終わらせようとするもこっちの台詞。最近の彼女とは対照的で、結局のところ根拠のない自信だけじゃ空虚なんだよね。

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なんだこのレイアウト。視聴者の首が曲がりそう。

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「お姉ちゃんってカワイイ?」「…普通

いやたぶん美人だと思ってるよ、こいつは。

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場面変わって放課後の学校。夕方のシーン多くない? と思ったけどテスト終わりの半休らしい。ってことは昼? 日が暮れ過ぎでは?

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担任に対して「さよなら」と声を絞り出す智子。成長の兆しというか、小さな一歩。

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「自然に他人と会話できた!」と喜ぶもこっちがかわいい。

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コンビニ店員とも会話(?)したことで勢いづく智子。調子に乗って寄り道してみることに。明らかにヤバいフラグなのだが、危機回避能力を身につけるにはまだまだ経験が足りないようだ。

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古本屋というテリトリーで他の客を見下して優越感に浸っていたら、カップル客=自分より人間レベルの高い客とすれ違ってしまう。

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そしてモブ化。まあ、そういう気持ちは分からんでもない。

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さらにレベルを上げてハンバーガショップにソロで突入するも、注文でドモりまくりの智子。この、緊張したときにスカートをぎゅっとする癖! これなんだよな~!

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ハンバーガーってこんなに美味かったっけ!? こんなもの子供かバカの食べ物だと思ってたのに!」

自分がなんとなーく見下してたものに向き合って再評価する。こういうことを繰り返してもこっちの価値観は変わっていったのだなあ。

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ハンバーガーの味に感動してたら、遊び帰りのクラスメイトたちが登場。出口付近の席を陣取ったため迂闊に帰れなくなってしまった智子。後のクリスマス会でもそうだけど、当時のもこっちにとってネモたちはカースト上位=恐怖の象徴でもあったのかな。

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リア充は性格が悪いという偏見。特に手前二人はめちゃめちゃいい人たちだよ。

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イメチェンによる変装(ただしブスになる)で、クラスメイトに気付かれぬように立ち去る智子だったが、智貴とその友人たちに出会ってしまう。

「ちょーブスだったから」と笑う友人に同調せず「俺は見てないから…」と答える智貴。単純に優しいのか、それとも自分の姉を指して「ブス」だと言いたくないのか。

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ひとり公園で呆ける智子を迎えに行く智貴。こいつお姉ちゃんのこと好きすぎだろ。

第1話は原作の3話分を一つにまとめた感じ。尺に余裕があるのか、豊富なギャグ演出がたくさんあって楽しいけど、ちょっとクドく感じるところもあるかも。